名前そのまんまなゲームです

P-47
ジャレコ(製作:NMK) アーケード
ジャレコ(NMK)の『P-47』。
タイトル通り第2次世界大戦の飛行機P-47が主人公となっている、横スクロールシューティングです。
8方向レバーで自機の操作、ボタン1でメインショット、ボタン2でサブショットと、よくあるタイプの操作系統です。
メインショットは連射可能ですが、前方固定な上に威力が弱いので、いかにサブショットを上手く使いこなすかがゲームの勘所。
そうそう、2人同時プレイも出来ましたね。

P-47で印象的なのが、サブショットの特徴。
上下に広がりながら前方に飛んでいくミサイル、自機の下方に投下する爆弾、前方で扇状に破裂する炸裂弾、レバーを入れた方向に発射可能なマシンガンなど、全部で4種類ありますが、ミサイルは前方を広くカバーできるが威力が低く連射がきかない、爆弾は強力だが下方しか攻撃できない、炸裂弾は広範囲を攻撃できるが連射できない、マシンガンは全方向に攻撃可能だがレバーで方向固定なので幾分狙いにくいなど、それぞれ一長一短があって、なかなかよく考えられています。
個人的に好きだったのが、爆弾ですね。
大量の爆弾を敵の戦車軍団に投下。
ヒュー、ヒュー、ヒュー……ドガ、ドガ、ドガって感じで、なんか爆撃機による絨毯爆撃をしているような、そんな爽快感がありました。
威力もなかなか高め。

このゲームのグラフィックは渋くて落ち着いた色使いで、それがなかなか評判良かったみたいですね。
2面の夕日や雲景色など、何気に背景も綺麗。
戦車なども、旗を立ててたり結構多彩な種類が存在したりなど、なかなか細かい。
こういった渋めの世界観を表現したグラフィックと、シックな色使いが一部で好評だったようです。
P-47は、横スクロールに2ボタン、アイテムによるパワーアップなど、ゲームとしてはこれといってごく普通の横スクロールシューティングですが、難易度はそれほど高くなく、ちょっとなれれば前半面くらいなら簡単に越せる程度の、程よい難しさがなかなか良かったですね。
まあ、後半と終盤にかけては結構難しくなるのですが、しかしそれとて不可能と思えるほど理不尽ではなく、私は7面くらいでやめてしまいましたが、やりこめばワンコインクリアも十分可能だったと思います。

このゲームは、これといって目を引くような独特で目立つシステムなどなく、ド派手な演出などもなく、グラフィックも渋めと、全体的にはけっこう地味なゲームがらも、PCエンジンやメガドライブなど、いくつかのコンシューマ機に移植されていましたね。
派手さやハッと目を引くような独創的な要素こそなくとも、ゲーム自体がそれだけ良く出来ていたという事ですか。
なかなか侮れないゲームです。
ちなみに続編として、『P-47ACES』というのがあります。
が、こちらは見たこともやった事も無いです。
ちなみに非常にマニアックな話題なんですが、P‐47ではプレイヤーがミスして爆発している最中にもレバー操作が効くというのが少し変でしたね。
なので、弾にどこらへんで敵に当たってしまったのかわからなくなったり。
2002年9月10日
